業務用脱毛機をお選びの際に「何を基準に比較して良いのかわからない」とお困りの方は多いのではないでしょうか?
ランキングサイトや比較しているサイトもありますが、何を基準に順位付されているのか定義が曖昧なケースが多く参考にしづらい場合があります。
今回は、業務用脱毛機を選びで比較すべき項目と、現在販売されている正規業務用脱毛機をを一覧でご紹介いたしますので参考にしてみてください。
目次
業務用脱毛機選びで比較すべき7項目
業務用脱毛機を選ぶ際は以下の内容を比較検討しましょう。
1.業務用脱毛機の脱毛方式
業務用脱毛機には大きく分けて2つの脱毛方式があります。
どの脱毛方式を採用しているかにより、大まかな脱毛スピードや対応可能な毛質などが決まってきますので予備知識として知っておくことで脱毛機を比較検討する際に役立ちます。
代表的な脱毛方式「IPL脱毛」と「SHR脱毛」
画像引用元:美容専門サロン ラシック
IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛方式・・・太く抜けにくい濃い毛にも効果的ですが、効果があるのは成長期の毛のみとなっています。発光の瞬間にチクッとした痛みが伴います。
SHR(スーパーヘアリムーバル)脱毛方式・・・脱毛だけでなく抑毛効果も得られ、毛周期に関係なくどんな毛質にも効果があります。ただし長時間のマシン使用は、出力が下がり効果が出にくくなってしまうケースもあります。
「IPL脱毛」と「SHR脱毛」のメリット・デメリット
IPL脱毛方式 | ◎ワキやVIOのような黒くて太い毛の脱毛に効果を感じやすい。
△毛周期に合わせて施術を行う必要があり脱毛完了までに時間がかかる。 (2~3ヶ月に1度の施術、脱毛完了まで2〜3年。) △全身脱毛スピード約90分。 ✖️ほくろ・色素沈着部位・日焼けした肌には施術NG。火傷のリスクあり。 ✖️施術時にチクッとした痛みを伴うケースも。 |
SHR脱毛方式 | ◎産毛・金髪・白髪にも効果がある。
◎毛周期に関係なく施術できるので、脱毛完了までのスピードが早い。 (2~3週間に1度の施術、脱毛完了まで6ヶ月。) ◎全身脱毛スピード約10〜15分。 ◎ほくろ・色素沈着部位・日焼けした肌でも施術OK。 ◎痛みがないため肌への負担が少ない。 ✖️使用中に出力が下がり効果が得られにくいケースも。 |
従来の脱毛機はIPL脱毛方式を採用している機器がほとんどでしたが、2021年4月現在販売されている脱毛機の多くはSHR脱毛方式を採用しています。
お客様のご要望に合わせて脱毛方式を変えられるよう、IPL脱毛方式・SHR脱毛方式の両モードを搭載している脱毛機器も販売されています。
また、SHR方式のメカニズムを元に自社独自に再開発された脱毛方式も存在します。
事前に脱毛方式について知っておくことで「全身脱毛最速〇〇分!」「最新式の脱毛方式!」といったキャッチコピーに踊らされずにマシンの特徴や精度を見極めることが可能です。
2.施術スピードや効果
業務用脱毛機を比較する際は、サロン運営で重要なスピード・効果について事前調査をするようにしましょう。
施術スピードは、施術完了にかかる実際の時間のことを言います。
「ワキ脱毛◯分」「全身脱毛◯分」など、公式サイトに明記されていますので速さをポイントに比較しましょう。スピードが遅いとサロンの回転率が悪くなり、結果的に収益UPが難しくなってしまいます。
実際の効果を知るには公式サイトに掲載されているビフォーアフター画像だけでなくマシンを導入しているサロンのInstagramやブログを見ることをオススメします。効果画像が多ければ信頼できると判断しても良いでしょう。
画像引用元:ホットペッパービューティー
また、ホットペッパービューティーなどでマシン名で検索し、導入サロンの口コミを見ることもオススメです。口コミの中には「◯回目ですがほとんど生えなくなりました」「子供の脱毛に利用しました」など、公式サイトに掲載されている以上の情報が得られる場合があります。
施術スピードの速さ、信頼できる画像や口コミを見ておくことで、導入後も確実に売上に貢献する精度の高い脱毛機選びに役立ちます。
3.施術時の痛みの有無
施術時の痛みの有無が、公式サイトに明記されているマシンを選びましょう。
そのほか、先にご紹介した脱毛方式でも痛みの有無を判断することができます。
- IPL脱毛方式・・・チクッとした痛みがある
- SHR脱毛方式・・・痛みがほぼない
IPL脱毛方式は痛みが伴いますが、強力な冷却機能を搭載しているマシンは痛みを感じにくく安全に施術できるケースもあります。
ホットペッパービューティーの口コミからも判断できますので、お客様が不快な思いをされ離脱しないよう安心して脱毛できるマシンを選びましょう。
4.ランニングコスト
マシンの本体価格が安くても、ハンドピースや専用ジェルなどのランニングコストが高く結果的に総コストがかかってしまう場合があります。
業務用脱毛機の主なランニングコストは以下の通りです。
- ハンドピース代
- ランプ代(総ショット数)
- 施術時に使用する専用のジェル代
- 修理時の費用(マシン寿命)
上記の内容を参考に、公式サイトに明記があるか確認しておきましょう。
5.脱毛以外のメニュー
業務用脱毛機の中には、しみ・そばかす・リフトアップなどのフェイシャルケア、バストアップケアなど脱毛以外の機能が搭載されているマシンがあります。
すでにフェイシャルケアやバストケア対応のマシンを導入済の場合は脱毛機能に絞ったマシンを選ぶことでコスト削減に繋がりますし、1台で複数メニューを展開したい場合には多少割高でも複合機を選んでおくと幅広い集客が可能になります。
脱毛機能だけでいいのか?脱毛以外のメニュー展開をしていきたいか?を事前に決めた上で業務用脱毛機を比較検討することがオススメです。
6.故障時のメンテナンス体制
業務用脱毛機は使用していくにつれ徐々に劣化していく為、定期的なメンテナンスが必要になっていきます。
そのため業務用脱毛機の多くは故障時に無償で保証する期間を設けています。この保証期間と、故障時のメンテナンス体制について公式サイトにて確認しておきましょう。
- マシン保証期間はどれくらいか?
- マシン故障時の対応スピードは?
- 大型連休中の故障への対応は?
- 専門エンジニアが駆けつけてくれるか?
- 故障時のメンテナンス料金はいくらか?
公式サイトから判別できない場合は、直接販売会社へ問い合わせてみるのも良いでしょう。
7.サロン運営のサポート体制
業務用脱毛機の中には、機器を購入すると無償提供される運営サポートがあります。
- 導入時の無料研修・講習
- 開業支援サポート
- 運営・収益・集客のアドバイス
- チラシ、ポスター、料金表などの商材提供
- マシン故障時の対応 など
導入研修をしっかり行ってくれるかどうか?サロン運営を相談できるサポートセンターがあるか?などサポート内容について事前に確認し、充実しているマシンを選ぶことで安心なサロン運営が可能です。
業務用脱毛機選比較表(価格順)
ここまで比較ポイントについて見てきましたが、比較項目に準じて掲載可能な範囲で業務用脱毛機をご紹介いたします。
今回ご紹介する業務用脱毛機選比較表は、弊社Dr.Viseaが独自に各社公式サイトから抽出した内容になります。
美容機器販売会社である弊社が競合調査の一貫で収集した資料となっており、アフィリエイト目的でご紹介するものではありません。
マシン名をクリックいただくと、特徴や口コミについての詳細記事、または公式販売サイトにリンクします。※中古脱毛機を除きます。ローン・リース・レンタルの有無について詳しくは販売会社にてご確認ください。
マシン名 | マシン
価格 |
脱毛方式 | 脱毛スピード | ランニングコスト | 機能 | |
1 | ティーノ | 108万円 | SHR方式 | 不明 | 1ショット:0.3円 ランプ:9万円 |
脱毛/光フェイシャル/バストケア |
2 | ハレモエス | 119万円 | HIPL方式 | 全身約12分 | 1ショット:0.1円 | 脱毛 |
3 | ヘリオス | 130万円 | SHR方式 | 全身30〜40分 | 1ショット:0.4円 ランプ代:12万円 |
脱毛/美顔フォト |
4 | ライエンス2 | 136万円 | SHR方式・IPL方式 | 全身15分 | 1ショット:0.2円 ランプ:9.8万円 ハンドピース:18万円 |
脱毛/RFフェイシャル |
5 | BEAT FLASH | 137万円 | OPT方式 | 不明 | 1ショット:0.14円 ランプ:7万円 ハンドピース:10万円 |
脱毛 |
6 | CUBE DUO | 138万円 | IPL方式 | 不明 | 1ショット:0.46円 ランプ:13.8万円 |
脱毛/光フェイシャル |
7 | ハレモ | 159万円 | HIPL方式 | 全身約12分 | 1ショット:0.1円 ランプ:5万円 ハンドピース:10万円 |
脱毛 |
8 | クリアスキンネオ | 150万円 ※初期費用0円 |
NEO方式 | 全身20分 | 1ショット:0.19円 ハンドピース:9.9万円 |
脱毛/フェイシャル/バスト |
9 | オルトレドゥエ | 198万円 | S.S.C方式 | 全身60分 | 1ショット:0.1円 | 脱毛/フェイシャル/バスト |
10 | ルネッサンスBAMBI | 198万円 | 脱毛方式不明 | 全身40〜60分 | 1ショット:0.6円 | 脱毛/フェイシャル/バスト/ボディ |
11 | クリアエスピーef | 208万円 | THR方式 | 全身20分 | 1ショット:0.18円 ランプ:18.8万円 |
脱毛/フェイシャル/バスト |
12 | クリアエスピーefシャープ | 238万円 | THR方式 | 全身20分 | 1ショット:0.18円 ランプ:18.8万円 |
脱毛/フェイシャル/バスト |
13 | クリアエスピーα | 248万円 | THR方式 | 全身9分 | 1ショット:0.15円 ランプ:15万円 |
脱毛/フェイシャル |
14 | クリアエスピーアドバンズ | 260万円 | THR方式 | 不明 | 1ショット:0.95円 ランプ:15万円 |
脱毛/フェイシャル |
15 | ルネッサンスGT-R | 270万円 | IPL方式 | 全身40分 | 1ショット:0.4円 ハンドピース:29万円 |
脱毛/光フェイシャル |
16 | オルトレウノ | 280万円 | S.S.C方式 | 全身60分 | 不明 | 脱毛/フェイシャル/バスト |
17 | リオキシー | 350万円 | NPL方式 | 全身28分 | 1ショット:0.6円 ランプ:24万円 |
脱毛/光フェイシャル |
18 | バイマッハ | 398万円 | SHR方式 | 全身15分 | 不明 | 脱毛/フェイシャル/バスト |
19 | ルネッサンスUOMO | 400万円 | 脱毛方式不明 | 全身40~60分 | 1ショット:0.4円 | 脱毛/フェイシャル/バスト/ボディ |
20 | ルネッサンスLUNA | 400万円 | 脱毛方式不明 | 全身40〜60分 | 1ショット:0.6円 | 脱毛/フェイシャル/バスト/ボディ |
21 | リオキシーヴィクトリア | 450万円 | NPL方式 | 全身28分 | 1ショット:0.4円 | 脱毛/フェイシャル/バスト |
22 |
ルミクスA9 | 470万円 | SHR方式 | 全身12分 | 1ショット:0.1円 ランプ:10万円 ハンドピース:28万円 |
脱毛/フェイシャル/ボディ |
23 | ネクスト | 480万円 | IPL方式 | 全身40分 | 不明 | 脱毛/フェイシャル/バスト |
24 | マスターライト | 490万円 | S-IPL方式 | 不明 | 1ショット:0.56円 | 脱毛/フェイシャル |
25 | セルフワン | 月々29,800円 | SHR・IPL方式 | 不明 | 1ショット:0.3円 | 脱毛/フェイシャル |
まとめ
今回は、業務用脱毛機選びの比較項目とマシン比較表をご紹介しました。
業務用脱毛機は中古品を含め多くの種類が市場に出回っています。
マシン選びに失敗しないためにも、今回ご紹介した項目を元に正規販売会社から新品をお選びいただくことをオススメします。
また、比較表で紹介できたランニングコストや機能は一部となりますので、ご紹介した項目を元にご自身で問い合わせ・ご確認いただき、複数マシンを比較したうえでご判断いただければと思います。